会議で知らない略語が出てきたらどうすればいい!?Acronymsアクロニム―頭字語について

アメリカのビジネスシーンを経験されている方なら、誰しも避けて通れないのが、頭字語(Acronymsアクロニム)ではないでしょうか。

様々なビジネスシーンで頻繁に出てくるこの頭字語、要するに英語の頭文字を並べたものを、一つの単語として発音可能なもののことを言います。例えば、Special Weapons and Tactics (SWAT) ― スワットと読みますが、これは特別機動隊のことで、わりによく耳にする頭字語ですね。

ですがもし会議で、自分の知らない略語が連発されるような状況になってしまったとき、どう対応すればいいのでしょうか。

ここでは、長年ビジネスで英語を使用されている方(以下「私」)に、お話を伺いたいと思います。

 

知らない略語にはどう対応すればいい??

日本でも略語、略称というものが比較的浸透しています(スマートフォンをスマホ、国際連合を国連など)。アメリカ政府勤続11年目にもなると、アメリカでよく使われる頭字語にもだんだんと慣れてくるものですが、それでも日本人にはやはり少々不慣れなものです。

アメリカ高官が来日するともなると、私の勤務先は一気に殺気立ちます。いわゆる準備チームとして米国から何人も派遣されて来日し、周辺警察の警備も厳重になり、物々しい雰囲気に包まれます。そんな中、数々の打ち合わせやミーティングに追われることになるわけです。そして、米国から派遣されてくる人たちとのミーティングともなれば、皆さん盛大に頭字語を連発します。しかも、こういったミーティングはいつも短い時間しか与えられないために、この上ない早口で話しますので、ちょっとぼんやりしているうちに次の議題に移っていたりします。そこに意味不明のアクロニムが大量に放り込まれると、ミーティングの内容がわからなくなり、完全において行かれます。こういう時、日本人は礼儀正しく和を乱さないので、何も言わない場合が多いように思います。会議を中断してまで質問しないし、実際そういう人を何人も見たことがありますし、私もそうでした。が、そうやっていると、あとで自分にとばっちりが来ます。そこで私は、やたらとアクロニムが出てくるなと思ったら、ミーティングで取り残されないために早い段階で手をあげて、

 

Can you avoid using acronyms?

(頭字語はできるだけ避けてください)

 

と言うようにしました。この一言で、ある程度、我に返ってくれるものです。

それから、頭字語でわからないものが出てきたら、

 

Could you explain what that stands for?

それは何の略語なの?とその場ですかさず聞いていました。何も言わないと、わかっているものと思われて、話はどんどん進んでいきます。そうすると、あとになればなるほど、いまさら聞けない状況になってしまい、こっそりスマホで調べても出なかった場合は、やっぱりミーティングで取り残されます。

 

分からないことを聞くことは恥ではない!

日本で暮らしていて、たとえばホワイトハウスでは当たり前に使われている頭字語をわかるほうがおかしいのです。頭字語に限らず、分からないことを聞くことは決して恥ずかしいことではありません。自分の職場では当たり前に使っている業界の略語や略称も、外部者とのミーティングの際には通じないことも多いですから、控えたほうがよいでしょう。また、わからない頭字語、隠語、略語、単語でも!出てきたときにその場で手を挙げて聞くと、必ず教えてくれるものです。

参加者全員に内容が理解できて初めてミーティングの目的も達成されます。

どうか勇気を出して、手を挙げてみてください。



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