不定冠詞の様々な用法

今回は不定冠詞の用法について、例を中心に説明をしていきたいと思います。いつもの様に、ルールや解説より、例文に着目して読んでいただければと思います。

 

不定冠詞の基本的な用法

  1. She poured pasta on a She put the bowl on a table.

前回の例文ですが、話に初めて出てきた単数の可算名詞には不定冠詞をつけます。この用法の時には特に「ひとつの」いう意味を示してはいません。したがって日本語に訳すときには無視されます。逆に日本語から英語に訳すときに、不定冠詞を抜かしがちですので、注意が必要です。

  1. There is a problem.

「ひとつの」を明示するために不定冠詞が使われることも多くあります。この場合の不定冠詞は”one”に置き換えることが可能です。

  1. A laptop is a small, portable personal computer.

ここでの不定冠詞はlaptopという種類全体を示すために使われています。日本語のニュアンスとして「一般的に」のようなニュアンスになります。定冠詞にをつけた”the laptop”でも、或いは複数形で”laptops”としても同じ意味になりますが、不定冠詞あるいは複数形が使われるケースが多いです。

  1. once a day, twice a week, 55 miles an hour, 3 dollars a pound, dime a dozen

ここでは不定冠詞は「~あたり」、「~につき」という意味を示しています。ですので”per”に置き換えることが可能です。

  1. in a hurry, a penny foron an averagea kind ofmake a speechtake a walkwait a secondas a ruletake a bath a set ofas a result
    その他として、慣用句の中で不定冠詞が使われることが多くあります。本来可算名詞で無いものに不定冠詞が付くこともあります。これはそのまま覚えるより他ありません。

 

迷ったら“one”, “Per”に置き換えて意味が通るかをみる

An integrated circuit is a set of electronic circuits on a small piece of semiconductor material.

この例文には3つの不定冠詞が使われていますが、それぞれ上記のどの用法で使われているのでしょうか?最初の”An”は3番の用法ですね。次の”a”は5番、最後のaは2番になります。では次の例はどうでしょう?

 

There is a teacher in my school.  He teaches mathematics three times a week.  He selects a student to help him in each class.

 

こちらの例では、最初の”a”が1番、二つ目が4番、最後が2番ですね。

 

A nod is as good as a wink to a blind man.

 

ここでは全ての不定冠詞は3番の用法です。

 

普段英文を読むときに、一々不定冠詞の用法を意識する必要はありません。ただ文の意味が理解しづらいとか、何となく腑に落ちないと感じたときには、不定冠詞の意味の取り違いがあるかもしれません。簡単なチェックの仕方としては不定冠詞を”one”, “per”に置き換えて意味を考えてみるやり方があります。

 

 

a baker’s dozen

 

a dozen「1ダース」は12個ですね。ではa baker’s dozenは何個でしょうか?答えは13個です。これは中世のヨーロッパでは、パン屋が「1ダース」の注文に対して、故意であれ、不注意であれ12個未満を納品した場合に、非常に厳しい刑罰が与えられたことから、パン屋が安全をみて1ダースに対して13個を納品したことに由来します。現代では13個を示す場合と、「おまけ」の様なニュアンスで使われる場合があります。

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